マイタイプストーリー(INTJてるみ)

昔から漠然と死ぬ瞬間に人の役に立ちたいという理想があったてるみさん。きっかけは自営業で忙しい母の手伝いをして、喜んでもらえたことが嬉しかったからでした。ただ誰かのためというと聞こえはいいけど、根っこには誰かの役に立てた自分が嬉しいという、自分のためな部分もありました。また、役に立ちたいという気持ちの中には、自分の行動や言葉で誰かの心を軽く出来たら嬉しいという感覚も強くもっていました。ただそれらの理想を持ちつつも、現実には出来ていない自分とのギャップに葛藤を抱えていました。また、タイプに出会う前はこの葛藤を、現在のように上手に言語化も出来ませんでした。

②タイプとの出会い

きっかけはママ友に誘われてTとFのセッションを受けたことでした。てるみさんはこのセッションの中でTだと判明し、今までの人生で自分が行ってきたことに辻褄が合い、霧が晴れたような感覚になりました。同時にFの人に寄り添う感覚の存在を知ったことで、自分の理想を実現するために必要かもしれないとも感じました。タイプを知ったときに、もっとはやく知りたかったという気持ちがありました。

③気づき

タイプ集まりを企画したり、参加していると、自分と同じタイプの方とセッションをする機会が多くあります。その中でてるみさんは、いかに自分が現実を見れていないかと痛感することが多々ありました。同じタイプの方が、セッション中に誰かに質問をされたときに、的外れな回答を延々と話すことがよくあったからです。そのとき回答者以外の方は、みんな辟易している様子であったにも関わらず、回答者にはそれが見えていないようでした。また、本人は回答の中で自分の思う理想を語っているつもりかもしれないけれど、理想に向かって現実的に何も行動していない回答者の姿がセッションを通して分かることも多かったからです。同じタイプだからこそショックを受けると同時に、自分ももしかしたら同じではないかと気づくに至りました。それらのセッションがてるみさんにとって、これまで目の前の場の雰囲気を見たり、話を聞いたりを出来ていなかったか自覚するいいきっかけになりました。そして現実を見れていない自分を自覚し、目の前の現実きちんと見ようと心がけるように意識することで、自分の理想に一歩近づくことが出来ました。

④これからの挑戦

今後てるみさんは新たにコーチングに挑戦します。今までタイプ集まりのセッションを開催することはしていても、コーチングまでは経験がなかったてるみさんの、新たな挑戦です。挑戦したいと思ったのは、コーチングはいいことの連鎖と感じたからです。自分が誰かをコーチングすることで、そのコーチングされた人が、また別の誰かにコーチングをする。そうやって誰かが自分と向き合って気づくきっかけを直接的にも間接的にも与えていけることにすごく魅力を感じました。そしてコーチングから見えたビジョンは、てるみさんの一生涯を通じた理想である”自分のためではあるけど、誰かの役に立ちたい”という感覚ともすごくマッチしているものでした。

インタビュアー&ライター 池田美沙子

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です