インタビュー
Type Interview 7 / Type Story:マーガレット・ハーツラー(ENFJ)

はるみ:マーガレット、これまで私がタイプに関するインタビューをしてきた中で、あなたの名前が本当にたくさん出てきたんです。それで、「これは絶対にインタビューしなきゃ!」って思ったんですよ。 周りの方たちからも、「マーガレットはENFJタイプで、本物のティーチャーだよ」ってよく聞きます。 マーガレット:本当にその通りだと思います。私の最初のキャリアは高校の数学教師でした。とても自然な流れでしたね。 最初の夫はINFPタイプだったのですが、彼があるカンファレンスでタイプ理論に出会ったんです。そこから私もタイプについて知ることになりました。 その後、最初の結婚生活がうまくいかなくなっていると感じたとき、「それなら心理学を本格的に学ぼう」と思ったんです。 大学に戻ってカウンセリングの学位を取りました。修士論文では、「ルームメイトの満足度と性格タイプの関係」について研究しました。 当時はノースカロライナ州に住んでいて、夫が大学教授だったので、その大学でリサーチを行いました。 その後、私たちは別居することになり、私はフロリダ大学で博士号を取得することを決意しました。在学中には、心理学的タイプ応用センター(CAPT)でボランティア活動も始めました。 大学内のカップルを対象に、「結婚満足度と性格タイプ」の研究も行ったんですよ。 はるみ:ご自身の結婚についても、タイプ理論に照らして分析されたんですか? マーガレット:ええ、純粋に心理学的タイプの観点で見ると、私たちは正反対でしたね。私は外向的な感情型(Fe)で、元夫は内向的な感情型(Fi)でした。 すべてのENFJがそうだとは限りませんが、私は「人と関わること」への欲求がとても強かったんです。でも彼は一人で過ごす時間を大切にするタイプでした。 彼は、教える仕事や子どもたちとの時間で外向エネルギーを使い切ってしまって、私に向けるエネルギーがあまり残っていなかった。それが私にとってはとても辛かったです。 それでも、今も良い関係を保って連絡を取り合っています。 その後、1981年のタイプカンファレンスで、今の夫であるゲイリー・ハーツラーと出会いました。彼もタイプに詳しい人で、最終的に私はメリーランド州に引っ越して、結婚しました。 ゲイリーはENTPタイプで、外向型なので、私は彼とのほうがずっと自然体でいられたと感じています。二度目の結婚では、「私はやっぱり外向型だ」と自覚していました。 タイプ診断ではENFJと出ますが、時々「本当はESFJなんじゃないかな」と思うこともあるんですよ。というのも、私は二人の夫たちよりもずっと実務的で、日常の細かな管理や段取りを私がほとんど引き受けていたので。 正直、それが大変だと感じることもありましたが、私はその分野では確かに強みを持っていました。 タイプとの関わりの話に戻りますが、フロリダで学位を取得した後、再びノースカロライナに戻り、メンタルヘルスセンターで働きました。 楽しかったのは、夜に行うクラスです。離婚やストレスマネジメントに関する講座を担当したのですが、そこでもタイプ理論を活用することができました。 この仕事は1年だけでした。なぜならゲイリーと出会い、メリーランドへ移ったからです。 ただ、正直に言うと、私は「カウンセラー」としては少し向いていなかったかもしれません。やはり、教師気質が強くて、つい指導的になってしまったので。 ロジャーズ派のカウンセリング(傾聴を重視するスタイル)は、あまり得意ではありませんでしたね。クライアントの話をじっくり聴くことが、十分にできていなかったと思います。 はるみ:やっぱり、マーガレットさんの強みは「人を導くこと」なんですね。 Margaret:それは、強みでもあり、弱みでもあるんです。私はかなり指示的なところがあるので、もし誰かが私に相談に来たら、ただ問題を眺めているだけでは満足できないんですよね。 マーガレット:私は、問題が持ち込まれると「どうやってこれを解決しようか?」「何ができるだろうか?」とすぐに考えるタイプなんです。 だから提案をするんですけど、それが必ずしもベストなアプローチではないこともわかっています。 ときには、ただ話を聞いてほしいだけの人もいますよね。問題そのものを解決したいわけじゃなくて、ただ「もうやってられない!」と吐き出したいだけの場合もあるんです。 はるみ:そのあたり、ご自身でもメンタルヘルスセンターで働いていたときに気づかれましたか? マーガレット:ええ、そう思います。それに、もし深刻な問題を抱えている人が来た場合は、精神科医を紹介していました。 私自身がやっていたのは、いわゆる「本格的なセラピー」ではなかったんです。 だからもっと深い部分までサポートできないことが、正直もどかしかったですね。 はるみ:その後、メリーランドに移って、タイプを学びたい人たちへのトレーニングを始めたんですよね? マーガレット:そうです。 私はコンピュータ関係の問題解決の仕事をしていたゲイリーのもとに、メリーランドへ引っ越しました。 ちょうどその頃、ゲイリーはピーターとキャシー・マイヤーズ(どちらもINFP)夫妻の近くに住んでいたんです。 また、アラン・ブラウンズワード(INTP)という方も、連邦政府の教育省で働いていて、ゲイリーと親しくなりました。 アランがキャシーを知っていて、そこからゲイリー、そして私もそのグループに紹介された、という流れでした。 当時は、性格タイプ指標(MBTI)を手に入れる方法がほとんどなかったんです。 CAPT(心理学的タイプ応用センター)では、メアリー・マコーリー(INFP)が中心となってタイプの研修を行っていましたが、正式な「資格認定プログラム」は存在していませんでした。 あくまでも「タイプ理論利用者向け」の講座だったんです。 そこで1983年か1984年頃、私たちは「Institute for Type Development(タイプ開発研究所)」を設立し、正式な資格認定プログラムを始めました。 このプログラムを修了すると、テストを受けて指標を正式に扱えるようになる仕組みです。 ただ、当初はとても大変でした。資金もまったくなかったですしね。 キャシーと私が中心となってプログラムを作り、講師も務めました。他にも何人か仲間を加えました。 キャシーと私は、週末に海辺近くのリトリートにこもって、集中してプログラム作りに取り組んだこともあります。 私は数学のバックグラウンドがあったので、主に「統計的な仕組み」や「この指標がなぜ連続尺度ではなく、選好(preference)を測るものなのか」といった理論面の文章を担当しました。 キャシーは私よりも理論に強かったので、理論に関するパートは彼女が多く手がけました。 私たちと、ゲイリー、アラン・ブラウンズワードの4人で、資料のコピーや研修教材の準備も全部手作業でやりました。 その後、ようやく受付担当のスタッフを雇えるようになったんです。 私はとにかく、教える時間が大好きでした。 資格プログラムの最後の3日間では、参加者全員が自分のタイプについてプレゼンテーションを行うというセッションもありました。 […]

Read more
インタビュー
世界のタイプ著名人インタビュー集!

世界で活躍するタイプの専門家たちは、自分の性格タイプをどう理解し、どう活かしてきたのか?実際に長年タイプ研究に携わった方の声を聞くことで、タイプがどのように人生やキャリアに影響を与えているのかがリアルに感じられます。 ▼ この記事では、16Type株式会社 代表取締役 権藤晴美による貴重なインタビューを一覧でご紹介します。気になるタイプから、ぜひ読んでみてください。 16Type株式会社 代表取締役 権藤晴美 ( Linkedin )https://www.linkedin.com/in/harumigondo/recent-activity/articles他の記事も要チェック✅ 👤 インタビュー対象者 タイプ 📝 タイトル Roger Pearman INFP Type Interview 1: Roger Pearman's Type Story Bob McAlpine ISTJ Type Interview 2: Bob McAlpine's Type Story Elizabeth Murphy INFP Type Interview 3: Elizabeth Murphy (INFP) John Beebe(PartA) ENTP Type Interview 4a: John Beebe (ENTP) John […]

Read more
ブログ
ユーソナー株式会社様にて新入社員のみなさまと16タイプ診断をさせていただきました

ユーソナー株式会社様 16タイプ診断の様子 先日、ユーソナー株式会社様の新入社員研修にて、16タイプ診断を実施させていただきました。 今回で3回目の実施となり、ユーソナー様ではすべての社員のみなさまに、この診断を導入していただいています。 社員同士のコミュニケーションツールや1on1などの面談でも活用されており、日々の業務の中で大きな役割を果たしています。 ただの「性格診断」ではない、対話型の16タイプ診断 その後、アクティビティを通して「自分はどちらに近いか?」を会話しながら見つけていくスタイルで進めました。 その中で多く聞かれたのが―― 「えっ、そっちを選ぶの⁉︎」「どういうこと?それってやりにくくない?」 といった自分との違いに対する驚きや疑問の声。 まさにこのやりとりこそが、16タイプ診断の醍醐味です。 自分自身と向き合い、他者との違いを体感的に学べる時間になったようです。 タイプを知ることで、働きやすさが変わります ユーソナー様では、診断結果を1on1などの面談にも活用されています。 社員のみなさまのタイプに寄り添い、それぞれの個性を尊重し合う組織づくりが、すでに現場で実践されているのです。 入社直後のこのタイミングで、「自分を知る」「違いを受け入れる」体験ができることは、今後の社会人生活において大きな財産になります。 今後も、16タイプを通じてチームの力や会社の成長につながっていけるようなお手伝いをしてまいります。 「違い」を理解して組織の力に変える16タイプ診断を取り入れてみませんか? ご相談はお気軽にどうぞ。 お待ちしております。 ✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦他のイベント情報はこちら→イベント案内公式LINEにて情報発信中!→https://lin.ee/2iexXD130

Read more
INTPコーナー
🎤自分へインタビュー

”直近半年間で、一番後悔したり反省したことは何ですか?” もし私の隣にインタビュアーがいて、そのように質問をされたら、私はこのように即答するでしょう。 「大好きでならない友人の気持ちを、気づかないうちにド正論パンチで散々蔑ろにしてきたことです」と… 友人はINFPタイプで、INTPの私とは、どこか”自分は自分、他人は他人”という価値観が似ていて、小学生の頃から親しくしています。彼女は、他人に対して否定から入らないという長所がある人です。 人の価値観を否定せず、穏やかに話を聞いてくれるタイプです。 これらの彼女の長所のおかげか、両親を含め、他人に本心を見せないところのある私も、彼女には昔から本心を話していました。 しかし、とあるセッションの中で、私は彼女に対する接し方に関して、あることに気づきました。 それが冒頭に触れた反省に繋がります。 セッションでは、人の話を聞くときには相手の価値観を尊重するFiモードと、状況や事実をベースに考えるTiモードをバランスよく行うことが大事という話が出ました。 この話を聞いて、私は彼女に対し、自分は彼女に本心や価値観(Fi)をぶつけていたけれど、彼女が私に価値観をシェアしてくれたときに、ド正論パンチや指摘(Ti)をしてしまっていたと気づいたのです。 直近で思いつく内容ですと、コンビニのホットスナックについてです。 私たちは同じコンビニで働いています。友人はあるホットスナックが好きだったのですが、その商品は店長曰くあまり売れないからもう発注しないということでした。 販売中止にショックを受けている話をした友人に対し、私はあろうことか「まあ売れてなかったからね」とド正論パンチを繰り出したのです。 言ってしまった後、友人が軽くショックを受けた表情をしたことが、F力が低い私でもさすがに分かりました。 まさに私は彼女のホットスナックが好きという気持ち(Fi)を無視してしまったのです。 セッションでFiモードの存在を知り、今まで自分がどれだけ彼女に対してやらかしていたのか自覚しました。 そして彼女が私に愛想が尽きる前でよかったという安心感とともに、今まで18年もこんな私を見捨てず仲良くしてくれていたという事実に感謝しました。 これからはついつい走り出してしまうTiモードを抑えて、もうFiモードでコミュニケーションを取れるようになっていきたいと思います。 文・池田 美沙子 イベント情報はこちら→イベント案内公式LINEにて情報発信中!→https://lin.ee/2iexXD130

Read more
ブログ
🎊祝!出版『16タイプ診断でわかる あなたのトリセツ』イベント開催レポート📚

2025年4月4日(金)、船堀コミュニティ会館にて、当社代表取締役・権藤晴美の著書『16タイプ診断で分かる あなたのトリセツ』の出版記念イベントが開催されました! 当日は、NPO法人タイプLAB様の主催のもと、総勢54名の皆さまと共に、和やかであたたかい雰囲気の中、盛況のうちに幕を閉じました。 イベントハイライト ・著者&編集者の“トリセツ”裏話!  執筆のきっかけや、この本に込めた想いなど、参加者の皆さまからは「聞けてよかった!」という声が続出しました。  お二人が同じENFJタイプであり、出会うことが必然であったのだろうと思わされる時間でした。 ・タイプで交流会!  普段あまり関わらないタイプの方や、初めましての方とも気軽に話せる場となり、 「まったく違うけど、そこが面白い!」という発見がそこかしこで起きていました。  全くの初対面でも、同じタイプ同士でまるで旧知の友のように話せている方もいらっしゃいました。 ・サイン会では一人ひとりにお名前を入れて、心を込めて✨  「一生の記念になります」「今日来て本当によかった」といった感想が多数寄せられました。 今回のイベントを通じて、この本が人生のコンパスとなり、みなさまが一度きりの人生をよりよく生きることができるようになることを願っています。 今回、このような貴重な機会を提供してくださったタイプLAB様に感謝申し上げます。 今後も16Type株式会社は、タイプで皆さまの人生をサポートできるよう、活動を続けてまいります。 ✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦他のイベント情報はこちら→イベント案内公式LINEにて情報発信中!→https://lin.ee/2iexXD130

Read more
タイプセッション
タイプイベント開催!〜Si(内向的五感)セッション〜

金曜の夜、ZoomでSiセッションを開催しました! Siは、「情報をとり入れる機能」のひとつ。 4つの中で最も細かいところに目がいきやすいのがこの『Si』です。 Siの細か~いミクロの世界に、参加者の皆さんをご招待しました。 最初のテーマは 『ルーティンについて』 「最近ルーティンを始めてワクワクしています」「モーニングルーティンが全部できた日は達成感があります!」 と教えてくださったみなさん。 とても素晴らしいですね。 ですが…Si主機能のルーティンの感覚は少し違います…。 Siのルーティンには、『ワクワク』も『達成感』もいりません。 ただひたすらエネルギーを省略するためにやっているのが、Siの感覚です。 なので、ルーティンしているということすら忘れるくらいの自動化がSiの理想です(個人の感想です)。 ISFJとISTJのLINEの会話も公開させていただきました。 毎回「挨拶→天気の話題」を欠かさないSiトークに驚く参加者の方も。 「Siの高いパートナーがなんでいつも天気予報を教えてくるのかが、ようやく分かりました!」と発見があったようです。 90分のセッションの最後にISTJのトレーナーが伝えたメッセージは 『手洗い・うがいは必ずしてください』 でした(笑) 4月はたくさんセッションを予定しています!お申込みお待ちしております。 ■4/12(土) 21:00~21:30EIセッショントレーナー: INTJてるみ ■4/21(金) 21:00~22:30ESTJセッショントレーナー: ESTJみき、ESTJさちこ ■4/25(金) 20:00~21:30NSセッショントレーナー: ESTJみき 文・高橋 茜 ✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦他のイベント情報はこちら→イベント案内公式LINEにて情報発信中!→https://lin.ee/2iexXD130

Read more
ブログ
WHILL株式会社様 16タイプ研修

WHILL株式会社様(品川区東品川)にて、16タイプ研修をさせていただきました。 海外メンバーの来日のタイミングに合わせて行われた今回の研修。 チームで自己理解を深め、楽しみながら結束を高める目的で行われました。 事前に「アクティビティを多めにしてほしい」というリクエストをいただいていたため、頭と身体を動かしながら様々なワークで学びを進めました。 お互いを褒めるワークでは、自分の努力をメンバーが見ていてくれていることに気づけて、目頭が熱くなる場面も…。 カードを使って自己開示するワークでは、「この研修がなければ言ってなかった」ことをオープンに話す機会になりました。 元々とても雰囲気の良いチームの絆が、さらに深まったようでした。 風通しの良いチームの文化ができているのは、上長のタイプも関係しているかもしれませんね。 WHILL株式会社様は、高性能な車椅子を世界にお届けしています。 研修後は、車椅子に試乗させていただきました。 初めてでも簡単に操作でき、とてもスムーズな乗り心地に感動しました! WHILL株式会社様は、今後は海外メンバーの来日に合わせて心理機能研修を行い、さらに学びを深める予定です。 16Type㈱では、事前に企業様のニーズやチームの課題をお聞きして、目的に合わせた研修を行います。 16タイプ研修にご興味のある企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。 文・高橋茜 ✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦他のイベント情報はこちら→イベント案内公式LINEにて情報発信中!→https://lin.ee/2iexXD130

Read more
ブログ
BIZ-M ASIA合同会社様にて16タイプ診断を実施させていただきました

先日、BIZ-M ASIA合同会社様のチームの皆さまと共に、16タイプ診断を行いました。 「全然ちがう!」「同じ感覚だ!」 そんな声が飛び交う中、“自分”と“チームメンバー”を深く知る3時間となりました。 印象深かったのが、五感型(S)と直観型(N)の違いを比べるアクティビティです。 「体験したい」五感型(S)と、「可能性を探りたい」直観型(N)では、響くキャッチコピーすら異なることが判明しました。 この発見が、今後のプランづくりにも活かせるヒントになり、「どちらの視点も取り入れていきたい」という前向きな声も上がりました。 中でも一番盛り上がったのが、「思考型(T)と感情型(F)では、褒め言葉の受け取り方がまったく違う」という場面でした。 たとえば―― 「このお肉、スパイスが効いていて美味しいね!」 という具体的な褒め言葉に、他の料理も気になり出すF(感情)タイプの方。一方で、 「美味しいね!」 という感情のこもった一言に、「どれのこと?」と気になるT(思考)タイプの方。 「これ、日常でもよくありますよね!」 普段から褒めているのに、なぜかあまり喜んでもらえない… そんな経験の理由が、実はタイプの違いによるものだったと改めて気づかされた瞬間でした。 ー 理由がわかると、相手の大切にしていることが見えてくる ー 「だからか〜!」「なるほど、納得!」「そういうところ、あるよね〜」 セッションでは、このような共感と驚きの声が自然と交わされるようになり、タイプの違いを理解することで、相手が何を大切にしているのかが見えてきました。 私たちはそれぞれ、自分なりの“当たり前”を持っています。 診断を通じてそれが見えることで、自分自身の特性はもちろん、仲間の強みや弱点にも気づくことができます。 だからこそ、実際に一緒に働くチームでの性格診断は、非常におすすめです。 今回の診断をきっかけに、今後は”心理機能”というタイプの中身にまで踏み込んだ学びをスタートされます。 より本質的なチーム理解と全体のパフォーマンス向上につながることが大いに期待されます。 チームとしての可能性が、これからどのように花開いていくのか、今からとても楽しみです。 ✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦他のイベント情報はこちら→イベント案内公式LINEにて情報発信中!→https://lin.ee/2iexXD130

Read more
インタビュー
Type Interview 6 / Type Story : サンドラ・クレブス・ハーシュ (ENFP)

はるみ: あなたのストーリーを聞かせてください。 サンドラ: 私はペンシルベニア州で、STJの家族の中で育ちました。 家族の中に私のような人は誰もいませんでした。 兄弟や両親とはとても違うと感じていました。 母はESTJ、父はISTJ、兄はESTJ、姉はISTJでした。 そして、そんな中にポツンと私—ENFPの私がいたんです。 メアリー・マコーリーによると、イザベル・マイヤーズはよくこう言っていました。 「あなたがチャンネル4で話していて、相手がチャンネル5で聞いているなら、チャンネルを変えるべきなのはあなたの方よ。」 そして、私はSTJの家族の中で育ったので、自分とは異なる世界に適応しやすかったのだと思います。 私のキャリアのほとんどはTJの組織の中で過ごしました。 30歳のとき、私はミネソタ州に引っ越しました。 到着したときは、7歳、4歳、3歳の3人の子どもを育てる専業主婦でした。 地元の図書館で書評を書いたり、授業をしたりといったパートの仕事をしていました。 ミネソタでは知り合いが誰もおらず、長く住むつもりもありませんでした。 しかし、結果的にミネソタは私にとってとても良い場所になりました。 ミネソタ州のミネアポリスとセントポールのツインシティは、知的・学術的で、そして出版が盛んな地域です。 このツインシティには出版社がいくつもあります。 マイヤーズ・ブリッグスの心理測定ツールとしての研究や、性格タイプの統計的な検証など、初期の心理測定研究の多くはここミネソタで行われました。 1977年に私は離婚しました。 家族を養うために仕事を見つける必要がありました。 私はペンシルベニア大学で修士号を取得していましたが、それはアメリカ研究の学位であり、もっと具体的でビジネスに直結するものが必要でした。 そこで、ミネソタ大学に進み、産業関係学(現在でいう人事管理)の修士号を取得しました。 当時、ミネソタ大学の産業関係学を学んだ学生の80%は卒業前に就職が決まっていました。 このプログラムは統計の履修が多く、非常に厳しいものでした。 しかし、それはとても優れたプログラムで、私は多くの就職オファーを受け取りました。 しかし、法的な理由でミネソタに留まる必要がありました。 なぜなら、私は3人の子どもを育てており、彼らの父親がこの地にいたからです。 そこで私は、ミネソタ州セントポールにある私立女子大学、セント・キャサリン大学(当時はセント・キャサリン・カレッジ)で経営学部の上級生を教えることにしました。 私は経営学部の助教授として働いていました。 そこで初めてマイヤーズ・ブリッグス(MBTI)というものを知りました。 ジョセフ・オブ・カロンデレット修道会のシスターたちがMBTIを受けており、私にも試してみるよう勧めてくれたのです。この大学は、この修道会によって設立されました。 しかし、その時はMBTIにそれほど注意を払っていませんでした。 私は学生たちにビジネスの世界を紹介するため、企業のリーダーをクラスに招き、組織内でのキャリアの機会について話してもらっていました。そのうちの一人のビジネスマンが、私に自分の会社で働かないかと声をかけてくれました。そのことがきっかけで、企業でどのような仕事の選択肢があるのか調べることになりました。 そして、セント・キャサリン大学で教えるよりも、企業で働いたほうがはるかに多くの収入を得られることに気づきました。夜間に教えることも可能だったので、企業での仕事に挑戦することにしました。 その中で最も給与が良かったのがハネウェル社(Honeywell Inc.)で、私の自宅からわずか3~4マイルの距離にありました。その程度の通勤なら子どもたちの世話をしながら仕事を続けられると考え、ハネウェルの人事部で働くことを決めました。 ハネウェルでの仕事の一部は、科学者や技術者のキャリア開発を管理することでした。そして、ハネウェルでENFPの自分の特性をどのように適応させるべきかを理解していました。なぜなら、工学分野におけるタイプの研究を行い、一緒に働く人々の多くが典型的にTJタイプであることが分かっていたからです。 ハネウェル社では、マイヤーズ・ブリッグス(MBTI)を含むいくつかの心理測定ツールの導入を始めたばかりでした。 はるみ: ハネウェルはなぜエンジニアにMBTIなどのツールを受けさせたのですか?生産性向上が目的だったのでしょうか? サンドラ: それよりも、ハネウェルはエンジニアが会社を辞めて他の仕事に行くのを防ぎたかったのです。 エンジニアや科学者は、ハネウェルにとって最も高額な専門職の人材でした。 当時のアメリカでは、エンジニアや科学者の数が不足しており、彼らの給与は他の職種よりも高く設定されていました。 だからこそ、会社としては彼らを引き留め、離職を防ぎたかったのです。 彼らに満足してもらい、興味に沿った仕事を与えることで、会社に定着してもらうことが目的でした。 MBTIやその他の心理測定ツールは、採用のために使われたわけではありません。 これらのツールは、プロフェッショナルなキャリア開発のために活用されていました。 私は、NFタイプのエンジニアたちと出会うことがありました。 彼らは「数学も得意だし、工学や科学のスキルもあるけれど、何かが足りない気がする」と言うのです。 例えば、あるINFPのエンジニアは数学が得意でしたが、エンジニアとしての仕事が好きではありませんでした。 彼は演劇が大好きで、最終的にはツインシティの劇場で働くことになりました。 つまり、彼は単に幸せではなかったのです。 […]

Read more
ブログ
🎊出版記念イベント開催!!『16タイプ診断でわかる あなたのトリセツ』

📢 出版記念イベント開催決定!🎉 16Type株式会社代表取締役 権藤晴美 著書 『16タイプ診断で分かる     あなたのトリセツ』 📅 日時4月4日(金)10:00〜12:00(15分前より開場)
 📍 場所船堀コミュニティ会館集会室1&2東京都江戸川区船堀1-3-1https://maps.app.goo.gl/GkaaVYdckF4ZEjTz7?g_st=com.google.maps.preview.copy
 💰 参加費書籍代のみ 1,540円(税込) 🎯当日サイン入り書籍をお渡しします✨ \16タイプを楽しめる/   特別イベント!
✨16タイプを楽しめる!
✨ここでしか聞けない著者トーク!✨お名前入れサイン会あり! 📢 お早めにご予約ください!
👇 参加お申し込みはこちら
🔗 https://forms.gle/E1V7hcrJz6wiNvqD6 主催:NPO法人タイプLAB ✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦他のイベント情報はこちら→イベント案内公式LINEにて情報発信中!→https://lin.ee/2iexXD130

Read more